この記事でわかること
- A型は雇用契約を結んで働く障がい福祉サービス。利用者に最低賃金以上が支払われる
- B型との最大の違いは「雇用契約の有無」と「工賃vs給与」
- スタッフの仕事は利用者の業務支援・就労定着・職場環境の調整
- 経営的に厳しくなるA型事業所も増えており、業界動向の理解が重要
A型事業所の仕組み
就労継続支援A型は、障がいのある方と事業所が雇用契約を結び、最低賃金以上の給与を支払いながら就労の場を提供するサービスです。対象は一般企業への就職が困難な障がいのある方で、事業所が独自に業務を受注・運営し、利用者がその業務に従事します。
A型とB型の違い
| 項目 | A型 | B型 |
|---|---|---|
| 雇用契約 | あり | なし |
| 利用者への支払い | 給与(最低賃金以上) | 工賃(月平均約1.6万円) |
| 対象者 | 一般就労が困難だが雇用契約が結べる方 | 雇用契約が結べない方 |
| 年齢制限 | 原則65歳未満 | なし |
| スタッフの業務 | 業務指導・品質管理の比重が大きい | 生活支援の比重が大きい |
スタッフの仕事内容
| 業務 | 内容 |
|---|---|
| 業務指導 | 利用者への作業手順の説明・品質チェック |
| 受注管理 | 取引先との連絡・納期管理・売上管理 |
| 就労支援 | 利用者の体調確認・モチベーション管理・悩み相談 |
| 個別支援計画 | サビ管と連携して利用者の目標設定・振り返り |
| 一般就労への移行支援 | 就職活動の支援・実習先の開拓・定着フォロー |
スタッフの給与
20〜26万円
月収の目安
260〜340万円
年収の目安
よくある質問
A型事業所が閉鎖される事例を聞きますが、大丈夫ですか?
利用者の給与を訓練等給付費のみで賄っていた事業所に対する指導強化で、経営困難に陥るケースがあります。求人を選ぶ際は事業所の収益モデル(自社事業の売上比率)を確認することをおすすめします。
A型スタッフに必要な資格はありますか?
必須資格はありません(サビ管以外)。ただし営業・事務・接客などの異業種経験があると、業務開拓や利用者指導で重宝されます。