この記事でわかること
- 機能訓練指導員は介護施設で利用者の身体機能の維持・向上を支援する専門職
- PT・OT・ST・柔整・あマ指・看護師・鍼灸師のいずれかの資格が必要
- 特養・デイサービスに1名以上の配置が義務
- 月収25〜33万円。介護業界では比較的高い待遇
機能訓練指導員とは
機能訓練指導員は、介護保険法に基づき特養やデイサービスに配置が義務づけられている専門職です。利用者一人ひとりの身体機能の維持・向上を目的とした個別機能訓練計画の作成と実施を行います。
必要な資格
| 該当資格 | 備考 |
|---|---|
| 理学療法士(PT) | 最も多い。運動療法の専門性が強み |
| 作業療法士(OT) | ADL訓練・手工芸活動など生活動作の専門性 |
| 言語聴覚士(ST) | 嚥下・言語訓練に強み |
| 柔道整復師 | 2018年から対象に追加 |
| あん摩マッサージ指圧師 | 疼痛管理・可動域訓練に強み |
| 看護師・准看護師 | 医療的ケアと兼務可能 |
| 鍼灸師 | 一定の実務経験が必要な場合あり |
仕事内容
| 業務 | 内容 |
|---|---|
| 個別機能訓練計画の作成 | 利用者の身体状況を評価し、訓練メニューを計画 |
| 機能訓練の実施 | 歩行訓練・関節可動域訓練・筋力トレーニング等を実施 |
| 集団体操の企画・実施 | デイサービスでの体操プログラムの企画・指導 |
| モニタリング・評価 | 訓練効果を定期的に評価し、計画を修正 |
| 多職種連携 | 介護職・看護師・ケアマネとの情報共有・カンファレンス |
働ける施設
機能訓練指導員の主な勤務先
- 特別養護老人ホーム(1名以上配置義務)
- デイサービス(個別機能訓練加算の算定に必要)
- 介護老人保健施設
- 有料老人ホーム
- ショートステイ
給与の目安
25〜33万円
月収の目安
330〜430万円
年収の目安
よくある質問
病院のリハビリ職と機能訓練指導員の違いは?
病院は「治療」が目的、介護施設は「生活機能の維持・向上」が目的です。介護施設では利用者の生活全体を見る視点が求められます。
機能訓練指導員は介護業務もするのですか?
施設によります。特養やデイサービスでは機能訓練に専念できるケースが多いですが、小規模施設では介護業務の一部を兼務する場合もあります。